ヤモリとイモリの違いってなに?似ているけど全く別な生き物の違い

 

小さいころにふと窓を見ていると、小さいトカゲが張り付いているのをよく見かけていましたが、皆さんはそのようなトカゲを見たことはありますか?

 

よく見ていた小さいトカゲというのは「ヤモリ」というものですが、最近はあまりよく見かけない気もします。

 

このヤモリに似たようなもので、「イモリ」というものも存在しています。

 

私はこのイモリを見たことはありませんが、ヤモリと同じく小さいトカゲのような姿をしています。

 

しかし、このヤモリとイモリは一文字違うだけなのに、全く別の種類という事らしいのです。

 

この二つの動物の違いは具体的にどういうものなのでしょうか?

 

今回はヤモリとイモリの違いについて調べてみました。

 


 

ヤモリとは?

 

ヤモリとは、爬虫類に属している動物であり、ヘビやトカゲ等の仲間になります。

 

日本にいるヤモリはニホンヤモリと呼ばれるもので、体の色は灰色か褐色で、所々に斑紋が入っています。

 

全身は細かい鱗に覆われており、背中には少し大きめの鱗散りばめられています。

 

手足には趾下薄板(しかはくばん)という器官が存在しており、この期間のおかげで壁にや窓に張り付いて動く事が可能になります。

 

基本的には民家やその周辺に生息しており、夜行性で昼間は壁の隙間等で休んでいます。

 

主に食べるものは、民家周辺に生息している昆虫やクモ、ワラジムシ等を食べて生活しています。

 

日本では、家にいる害虫を食べてくれて、家を守ってくれるので、「守宮(シュキュウ)」もしくは「家守(ヤモリ)」と呼ばれ、古くから親しまれ、縁起物として大切に風習もあります。

 

基本的に臆病な性格なので、人間に対しても攻撃する可能性も低く、噛みついて来たり、食害などもないので、人間にとって有益な動物でもあります。

 

近年では、個体数も減少傾向にあり、準絶滅危惧種にも指定されています。

 

ちなみに、トカゲ同様に尻尾が切る事ができ、のちに再生する事ができます。

 

また、ヤモリに毒はありません。

 

イモリとは?

 

イモリとは、両生類に属している動物であり、カエルやサンショウウオの仲間になります。

 

日本によくいるヤモリやアカハライモリと呼ばれるもので、体の色は黒や茶褐色ですが、お腹の部分だけ赤色になっていて、その部分に黒い斑紋があります。

 

フグの毒でお馴染みの、テトロドキシンという毒を持っており、お腹の赤色はこの毒に対しての警戒色ではないかと言われています。

 

また、毒は体から皮膚へ吐き出す事もできるので、手で触った場合は必ず、水で洗うようにしましょう。

 

イモリは再生能力に優れており、尻尾や手足を切っても骨まで完全に再生できる力を持っています。

 

また、尻尾や手足だけでなく、傷ついた目のレンズも再生することが可能であり、目のレンズを再生できるのは多くの脊椎動物中でもほとんどいないのだそうです。

 

基本的には水田や池、川の淀み等、流れのない淡水の中で生息していますが、繁殖期以外は水辺の近くの林、水気の多い枯草の下等、湿気の多い場所に生息する事が多いようです。

 

主に食べるものは、ミミズや昆虫等を食べますが、食欲がかなり強く、貪欲に捕食します。

 

ミミズや昆虫以外にも、他の両生類の卵も食べるので、希少な両生類の生息地としては、かなり厄介な存在になっています。

 

イモリという名前は漢字で書くと「井守」となっていますが、この由来に関してはいくつか所説があります。

 

例えをあげると、その名の通り、井戸にも生息しており、井戸を守ってくれるというものに由来している説や、井は田んぼを表しており、田んぼに生息している害虫を食べてくれ、田んぼを守ってくれるというものに由来している説等があります。

 

近年では、個体数も減少傾向にあり、準絶滅危惧種にも指定されています。

 

ヤモリとイモリの違いは?

 

ヤモリとイモリはそもそもの種類が違うので、生息地や生態も大きく変わります。

 

ヤモリとイモリの違いを挙げていくと、以下のような違いがあります。

 

  • ヤモリは爬虫類、イモリは両生類
  • ヤモリは家やその周辺等に住み、イモリは水中や水辺等に住む
  • ヤモリは鱗があって硬く、イモリは鱗がなく柔らかい
  • ヤモリは幼生からずっと肺呼吸、イモリは幼生がエラ呼吸で成体が肺呼吸
  • ヤモリの卵は硬く壁に生み、イモリの卵は柔らかく水草に生む
  • ヤモリは自分で尻尾を切れるが、イモリは自分で切れない。
  • ヤモリの尻尾の再生は骨は再生できないが、イモリは骨まで再生できる
  • ヤモリの毒はないが、イモリには毒がある
  • ヤモリは表面が乾燥していて、水っぽくないが、イモリは基本濡れている
  • ヤモリには爪があるが、イモリには爪がない

 

このように、ヤモリとイモリにはかなりの違いがあり、似ているのは名前ぐらいのものですね。

 

また、見つけたときにどっちかわからないとなった時は、家で見つけて、表面が乾燥している感じであればヤモリ、水辺の近くや雨の時に見つけて、表面が濡れていて黒い場合はヤモリと判断すればいいでしょう。

 


 

ヤモリとイモリは、名前はかなり似ているくせに、こんなにも生態や生息地なども全く変わっているもんなんですね。

 

名前は似ているので、どっちかわからなくなりますが、見た目は全く違うので、漢字の通りに見つけた場所で判断するとよさそうですね。

 

最近はあまり見かけなくなったヤモリやイモリですが、いざ見つけて判断に困った時は、是非参考にしてみてください。

 

以上、ここまで読んで下さり、ありがとうございました!

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ganboo

自分の飼い猫が可愛くて仕方ない、ぽっちゃりデブのganbooと申します。 ダイエットしようにもなかなかうまくいきません。くそう。。 ここでは、自分の気になった事等を調べたものが掲載されております。ご紹介する記事が少しでも皆様にお役に立てれば幸いでございます。 では皆さまごゆるりとどうぞ